高圧ガス容器の再検査(容器検査部)

高圧ガスの容器は、一定期間ごとに、再検査を受けることが法令で定められています。
漏えいする危険を防ぐためです。
弊社で取り扱っている容器は、大別すると以下の2種類です。

・LPガス容器(家庭用容器、LPガス自動車用容器、フォークリフト用容器、大型容器)
・一般ガス容器(酸素、窒素、アルゴン、炭酸、亜酸化窒素、水素)など

また、不合格となった容器や廃棄依頼の容器は、くず化処分しています。

検査工程
1

容器の受け入れ

お客様から預かった容器の情報を再検査システムに登録します。

容器の受け入れ
2

1次外観検査

容器表面に腐食や凹みがないかを確認し、検査を行うものと 廃棄するものに分けます。

1次外観検査
3

残ガス回収

容器内部に残っているLPガスを回収し、容器を空にします。

残ガス回収
4

バルブ取り外し

LPガスが完全に抜けたことを確認し、バルブを外します。

バルブ取り外し
5

バルブの検査(一般ガスのみ)

附属品の内部検査、気密検査、性能検査を行います。

耐圧検査
6

耐圧検査

容器内に水を詰めて圧力をかけ、法定上の強度が保たれているかを確認します。

耐圧検査
7

内部検査

容器内にLEDライトをいれて、内部に腐食がないかを肉眼で確認します。

内部検査
8

塗装剥離/2次外観検査

ショットブラストマシンで、容器に研削材を当て、塗装と表面の薄い錆を落とします。
塗装剥離後に再度容器表面に腐食や凹みがないか確認します。

塗装剥離/2次外観検査
9

粉体塗装

自動塗装機で容器を塗装します。

粉体塗装
10

バルブ取り付け

塗装後、内部に異物がないか再度確認しバルブを取り付けます。バルブは機械で一定の締め付けになるようにします。

バルブ取り付け
11

表示塗装

容器に充填期限や会社名・連絡先を塗装します。
客先によって はロゴなどを貼るときもあります。

表示塗装
11

出荷前点検

受け入れした時のリストと、仕上がった容器の確認を行います。

出荷前点検
13

容器出荷

できあがったガス容器を安全にお客様の元へ運びます。

容器出荷
事業案内
高圧ガス設備のメンテナンス(工事部)
保有資格一覧